戦略型ババ抜き系カードゲーム「DrawTreasure」

DrawTreasureとは?
ここはトレジャーハンターの隠れ家。
今日も腕利きのハンター達が、各地の遺跡から掘り当てたお宝を集めてきた。
ボスが言った。
「集めてきたお宝は山分け…と行きたいところだが、それじゃあ夢を追うものとしてロマンがねぇ。ここはひとつ、2択のゲームでお宝を分配しようじゃねえか。」
お宝の山の中には、危険なダイナマイトや凶暴なキングコブラも混じっている。間違って引いたら、せっかく掘り当てた財宝がパーになってしまうかもしれない…
しかし、ボスの言葉に男たちのギャンブル心はくすぐられてしまった。
「よっしゃあ!やるか!!」
人生そのものがギャンブル。究極の駆け引きが始まった。
ゲーム概要
DrawTreasureは、獲得したカードに書いてある数字と演算子で数式を作り、計算式の結果を最も大きい数値にすることを目指すカードゲームです。
プレイ人数:3人~6人
プレイ時間:30分
年齢:10歳~(かけ算ができればそれ以下でもOK)
カードには「+8」「-3」「×2」「×-1」など、数字の手前に「足す」「引く」「掛ける」の3種類の演算子がついています。
手番が来たら、手札から2枚のカードを選んで対戦相手を選び、相手にどちらかを引かせます。引かれなかったカードは自分の獲得カードとなります。
2ターン目以降は手前に獲得したカードの両サイドに2枚のカードを置いて選ばせるので、どちらにどういう数字を置くのか、どちらを引くのかの駆け引きが楽しいゲームです。
最後には四則演算の計算も行うので、算数を覚えたいお子さんにもおススメです。
コンポーネント(カード構成)
[+2] [+3] [+4] [+5] [+6] [+7] [+8] [+9] [+10] 2枚ずつ計18枚
[-2] [-3] [-4] [-5] 2枚ずつ計8枚
[×2] [×-1] 4枚ずつ計8枚
[×-2] [×0] 2枚ずつ計4枚
合計 36枚
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ゲームルール
ゲームの準備
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最近、宝石やアクセサリーを購入した人がスタートプレイヤーになります。いない場合は適当な方法で決めます。

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カードを全てシャッフルします。

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プレイヤーに均等に配ります。端数は脇によけておきます。

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手札を確認します。他のプレイヤーに見られないようにしてください。
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手番が来たプレイヤーは、以下の順番で処理します。
【第1ターンの処理】

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他のプレイヤーから誰か一人を選び、自分の手札から選んだ2枚のカードを裏向きにして置きます。

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選んだプレイヤーに、2枚のうちどちらかのカードを選ばせます。

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選ばれたカードは相手の手札になり、引かれなかったカードをオープンして手元に置きます。第1ターンはこれを全員が行います。
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手番の処理が終わったら、左となりのプレイヤーに手番が移ります。
【2ターン目以降の処理】

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2ターン目以降に自分の手番が来たら、手札から選んだ2枚のカードを、元々手元に置いてあるカードの両サイドに1枚ずつ置きます。

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引かれなかったカードは、場所を移すことなくそのままオープンします。

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3ターン目以降も同様に繰り返します。
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手番が回って来た時点で、手札から2枚のカードを出すことができないプレイヤーがいた時点でゲーム終了です。手札に残っているカードは捨て札となります。
得点計算方法
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並んでいる獲得カードの左端に「10」を置いて、四則演算します。

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例1) 獲得カードが左から順に「+5」「×2」「-4」「+6」「×-2」「+5」「+3」の場合
10 +5 ×2 -4 +6 ×-2 +5 +3
=10 +(5×2) -4 +(6×-2) +5 +3
=10 +10 -4 -12 +5 +3
=11 -
例2) 獲得カードが左から順に「×2」「×2」「+6」「×-2」「-5」「×-1」の場合
10 ×2 ×2 +6 ×-2 -5 ×-1
=(10×2×2) +(6×-2) +(-5×-1)
=40 -12 +5
=33 -
計算の結果、最も数字が大きいプレイヤーが勝利です。同率の場合は、以下の順に決定します。
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獲得したカードの枚数が少ない
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獲得した+カードで一番大きい数字を持っている
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上記でも決着がつかない場合は引き分け(同率1位)とします。